2011年2月9日水曜日

論語

子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。




子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩をえず。





しのたまわく、
われじゅうゆうごにしてがくにこころざす。
さんじゅうにしてたつ。
しじゅうにしてまどわず。
ごじゅうにしててんめいをしる。
ろくじゅうにしてみみしたがう。
しちじゅうにしてこころのほっするところにしたがって、のりをこえず。


孔子が云う、
「私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。